モーツァルト♪弦楽四重奏曲第22番 [室内楽]



クラシック音楽の中で弦楽四重奏曲という形態は、どちらかと言えば地味ですよね。
聞いていて迫力があるとか、楽しげだとかではないですが、それでも他にはない魅力があります。それが何かと問われれば、言葉に表すのは難しいのですが。

モーツァルト・肖像.jpg
弦楽四重奏曲第22番もモーツァルトらしい一曲です。
明るいのだけど、たとえばアイネ・クライネのような陽気さではありません。
落ち着いた中にも、明るさや楽しさ、自由といったものが垣間見れると言った方が良いのかもしれません。

しっとりと、心静かに聞くのがお勧めです。
曲の美しさに心があらわれるような気がします。
やすらぎの一曲ですね。



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シンコペィテッド・クロック [管弦楽曲]


アンダーソン シンコペィテッド・クロック


ルロイ・アンダーソンはアメリカの作曲家です。
教会のオルガニストを務める母親、音楽好きの父親という恵まれた音楽的環境の中で暮らしました。

アンダーソンが有名になったのは「シンコペイティド・クロック」を世に出してからです。
日本語で言うと「壊れた時計」というぐらいの意味でしょうか。

この曲は多くの方が耳にしたことはあると思います。
何となく力が抜けちゃう曲だな、と思うのですが、
そして実際に力が抜けるのですが、そのうち愉快な気分になってきます。
心の中に詰まった不純物が、すうっーと溶け出す気がします。

パパねこの感想はそんなところなのですが、みなさんはどうでしょう。

うん、この軽さがいいんだよね。

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しあわせ運べるように [声楽曲]



しあわせ運べるように


今日、1月17日は阪神・淡路大震災が起こった日です。
あれから17年、街の様子も大きく変わりました。
それとともに、少しずつ、震災のことが忘れ去られようとしています。

ある意味、それは仕方ないことです。
記憶は薄れていくものです。

しかし、われわれには歌があります。
幸いなことです。

しあわせ運べるように


震災復興、希望と祈りの歌です。
被災地・神戸の小学校の音楽教諭の臼井真先生が作った歌です。

ミミもこの歌を歌いました。

歌い続けたい歌です。






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モーツァルト  フルートとハープのための協奏曲 [協奏曲]

モーツァルト  フルートとハープのための協奏曲


ハープという楽器はみなさん、ご存知ですよね。
では、ハープの曲を何かあげてください、と言われたらどうですか?
なかなか曲名が挙がってこないのではないですか。
少なくとも、パパねこは思いつきません。
思いつくのは、モーツァルトのフルートとハープのための協奏曲だけです。

モーツァルト・肖像.jpg

それにしても、ゴージャスな組み合わせですよね。
優雅な楽器が2つも使われているのですから。
見た目はとてもゴージャスです。
聴くととても優雅です。

この曲はフルートの上手な公爵に頼まれて作曲されました。
で、どうしてハープも入っているのかといえば、公爵の娘さんがハープを弾くからです。

その当時、モーツァルトはフルートを独奏楽器としては好んでいませんでした。
それはフルートがまだ完全な楽器ではなかったからです。
同じようにハープもまだ発展途上でした。
それなのに、フルートとハープを使って協奏曲を作ったところに、モーツァルトの苦労がしのばれます。

それにしても、上品で耳馴染みが良く、優雅な曲ですよね。
この曲を聴くと、俗世間のことなんか忘れたくなります。
つまらないことになんてどうでもよくなってきます。
心の平穏を与えてくれる名曲だと思います。



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ヨハン・シュトラウス2世の春の声 [声楽曲]


ヨハン・シュトラウス2世の春の声



ワルツ王・シュトラウス2世の代表作の1つです。
明るい喜びに満ちた音楽です。
まさしく、お正月にぴったりという気がしますが、みなさまはいかがでしょうか。


パパねこはこの曲を聴いていると元気があふれ出てきます。
ウキウキした気分になってしまいます。
思わず歌いだしたくなってしまいます。

シュトラウス像.jpg


この曲はオーケストラ伴奏付きの歌曲として発表されたのです。
コロラトゥーラ・ソプラノのレパートリーの1つになっています。
とはいうものの、管弦楽のみの演奏を聴く機会も多いです。
それはそれで充分楽しめます。
だけど、声楽が入ったバージョンも良いです。
甲乙つけがたいというか、同じ曲で二通りの楽しみ方ができちゃうわけです。

ウィーンフィルのニューイヤーでもたびたび取上げられていますよね。
でも、ソプラノ歌手が歌ったのはただの一度だけです。
たった一度、カラヤンがニューイヤーを振ったときに、バトルが歌いました。


ところでこの曲は、シュトラウスがパーティーのときに即興で作ったそうなんです。
すごいですね、その才能。さすがワルツ王です。


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シベリウス もみの木 [ピアノ曲]

シベリウス もみの木


もうすぐクリスマスですね。
町中にはイルミネーションやクリスマスツリーがいっぱい。
ところで、クリスマスツリーの木って、もみの木ですよね。
ですから、今日はシベリウスの「もみの木」を取り上げます。

PC050021.jpg


シベリウスの代表作といえば、フィンランディア、交響曲第2番ですが、
なかなか素敵なピアノ曲もあります。
「もみの木」もそんな一曲です。

北欧では、もみの木は永遠の命の象徴なのです。

悲しい雰囲気で始まりますが、とても美しく、そしてどんなことがあってもくじけないような強さを感じられます。
この曲は、勇気と強さを与えてくれます。
寒い北欧の冬にも負けないみもの木のような強さです。シベリウスの音楽を通して静かに、しっかりと与えられるような気がするのです。


こんな曲です。




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モーツァルト ミサ曲 ハ短調k427 [その他]



モーツァルト ミサ曲 ハ短調k427

モーツァルト・肖像.jpg

モーツァルトはザルツブルグで生まれました。
ザルツブルグ時代のモーツァルトは少なくないミサ曲を作曲しましたが、ウィーンに住むようになってから、宗教音楽はほとんど書きませんでした。
有名どころでは、ハ短調のミサ曲と最後の『レクイエム』です。
そして、どちらも未完に終わっています。

レクイエムは依頼を受け作曲し、死が完成を阻みました。
では、ハ短調のミサ曲がどうして作られたのか、というと・・・


これは自分の結婚を記念して書いたのです。
依頼を受けたり、誰かに献呈するため書いたりすることはあっても、
あるいは書きたいから書くということはあっても、
なかなか自分の何かのために書く人っていないような気がします。

モーツァルトの奥さんはコンスタンチェですね。ソプラノ歌手でした。
ザルツブルグに妻を伴い里帰りしたとき、この曲は演奏されました。
もちろん、奥さんが歌ったのです。
そういうのって、いいですね。
モーツァルトがいかに奥さんを愛していたのか感じ取れます。
まあ、それ以後のことは・・・いろいろとありますけどね。

でも、じゃあ、どうしてこの曲が未完に終わったのかって疑問が残ります。
どうして、自分の結婚を記念して書いた曲なのに、最後まで書き終えなかったのでしょうね。

不思議です。



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ヘンデル オラトリオ<メサイア> [その他]



ヘンデル オラトリオ<メサイア>。

まあ何しろ、全曲を聴くと二時間半もかかる大曲だから、そういつもいつも聞くわけにはいかないですね。
この曲は宗教音楽だから、クリスマスが近づくと、聞いてみたくなります。

特に有名なのが『ハレルヤ』でしょう。
このハレルヤコーラスの時に、客席の人たちが起立する習慣がありますね。
これはイギリスでの事例の真似です。

ロンドンでこの曲が演奏されたとき、国王ジョージ二世も客席にいました。
国王は感激のあまり立ち上がり、そうすると側近も立ち上がり、聴衆も立ったというわけです。
ほんまかいな、と思うのですが、まあ、それはともかく、エピソードとしては説得力ありますよね。

この大曲をヘンデルは24日で書き上げたということです。
外界との接触を断ち、食事もほとんど口にせず、作曲に没頭したそうです。

美しく、荘厳な雰囲気を味わえて、心やすらげる一曲です。

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ドボルザーク♪ユモレスク第7番 [ピアノ曲]

ドボルザーク[るんるん]ユモレスク第7番


パパねこが思うに、ドボルザークの曲は、ブラームスほどでないにしても、重厚でまじめな音楽だという気がします。
そんな中でちょっと異色な作品が《ユモレスク》ではないだろうか。
軽やかな気分の諧謔味のある器楽曲のことを≪ユモレスク≫というのですが、どうしてドボルザークはそんな曲を作ったのだろう。

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ユモレスク第7番を聴いていると、
小さな子どもがピアノで奏でる曲というイメージが頭に浮かんでしまう。

→ミミがこの曲を弾いて、パパねこがコーヒーを飲みながらそれを聴いている、という姿は、まぎれもなく幸せな情景ですね。←

そんなに簡単な曲ではないと思うのだが、曲調があまりにも可愛らしいので、そんなイメージが勝手に浮かんできてしまうのだ。
明るいし、小さな作品だし、楽しげです。
ドボルザークのイメージからは大西洋をまたぐぐらい遠いところにある曲です。


ご存知の通り、ドボルザークはチェコに生まれた人です。
その才能を買われて、アメリカの音楽院に学院長に就任しました。
当時の〝新世界〟アメリカでの暮らしの中で、ドボルザークは多くの新曲を作りました。
が、その一方で、蒸気機関車のように強い望郷の念に駆られたのです。

夏休みに故郷に戻ったドボルザークは、あたたかな友人たちに迎えられ、別荘で過ごしました。
そして、心の底からホッとして、自分を取り戻すことができたのです。
そんなときに作曲されたのが《ユモレスク》です。


この話を知ったとき、「ふーん、なるほどなぁ」と5回ぐらい一人で頷いたことを今でも覚えています。


ドボルザークのユモレスクは全部で8曲あるのですが、7番が有名です。色んな楽器で演奏されています。
それだけ多くの人に好まれているということでしょう。



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モーツァルト♪ピアノソナタ第1番 [ピアノ曲]



モーツァルト[るんるん]ピアノソナタ第1番


モーツァルトは全部で18曲のピアノソナタを書きました。
その第1番というのが、なかなか安らげる曲なんです。

モーツァルト・肖像.jpgご存知のようにモーツァルトは神童の名を欲しいままにした人です。
その人の1番なんだから、幼い時に作曲したのだろうと思われる方もいるかもしれませんが、モーツァルトがピアノソナタ第1番を作ったのは19才頃のことです。
オペラ『にせの女庭師』を上演するために、モーツァルトはミュンヘンにいたのですが、そのおりに作られました。

とても軽やかで、それでいて変化に富んだ曲だと思います。
パパねこに言わせると、それがどうしてだかは分からないのですが、何だか古い音楽のような気がします。
ピアノでの演奏より、フォルテピアノかクラヴィアで弾かれているのを聴きたいと思うぐらいです。
そうしたどことない古めかしさが魅力であり、やすらぎを感じさせてくれるのではないでしょうか。


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