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ショパン♪ノクターン第8番 [ピアノ曲]

ショパンのノクターン第8番 変ニ長調


ショパンのノクターン第8番。

とても美しい曲です。旋律も美しければ、装飾音も美しいです。
でも、「美しい」「美しい」と書いたところで、この曲でパパねこが感じている美しさは伝わらないですよね。
「美しい曲」と呼べるのは多いですが、ショパンのノクターン8番の美しさは、モーツァルトやメンデルスゾーン、あるいはラフマニノフ、ドビュッシーの美しさとは全然違います。

ショパン.jpg

この曲は1人で聴きたい曲ですね。もちろん、静かなところで。
静かなところってどこ?
森の中とか高原とか湖のほとりではありません。
やはり家の中ですね。別に自分の家でなくてもいいのですが、とにかく家の中です。
夜の博物館的な静かなところではありません。
あくまで、自分の生活に密着したところです。


そして、やはり夜に聞くのがいいですね。
深い闇が、曲の美しさを引き立ててくれそうな気がします。
決して太陽が昇り始めたばかりの花が咲き乱れる美しい庭で聞く種類の音楽ではありません。
この曲を聴いて眠りに就くと、安らかに眠れるような気がします。
えっと、永遠の眠りではないですよ。


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グリーグ♪春に寄す [ピアノ曲]



北欧、ノルウェーの作曲家・グリーグ。
ノルウェーと日本では「春」のイメージが違うのかもしれません。
少なくとも全く同じではないでしょう。

P7130343.JPG

グリーグのピアノの小品「春に寄す」は、僕の感覚で言えば、あまり春を感じません。
花が咲き、暖かく、活動的な「春」というイメージとは違います。
どちらかと言うと、雪の中から新しい命が芽吹いてくるという感じです。
空気がどこまでも美しく、透明で、冬が終わりを告げているという気がするのです。


それはともかく、ピアノの曲として純粋に耳を傾けると、
繊細で美しく、自然の美しさを感じます。
どうしてかは分からないけど、惹きつけられる曲です。


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シベリウス もみの木 [ピアノ曲]

シベリウス もみの木


もうすぐクリスマスですね。
町中にはイルミネーションやクリスマスツリーがいっぱい。
ところで、クリスマスツリーの木って、もみの木ですよね。
ですから、今日はシベリウスの「もみの木」を取り上げます。

PC050021.jpg


シベリウスの代表作といえば、フィンランディア、交響曲第2番ですが、
なかなか素敵なピアノ曲もあります。
「もみの木」もそんな一曲です。

北欧では、もみの木は永遠の命の象徴なのです。

悲しい雰囲気で始まりますが、とても美しく、そしてどんなことがあってもくじけないような強さを感じられます。
この曲は、勇気と強さを与えてくれます。
寒い北欧の冬にも負けないみもの木のような強さです。シベリウスの音楽を通して静かに、しっかりと与えられるような気がするのです。


こんな曲です。




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ドボルザーク♪ユモレスク第7番 [ピアノ曲]

ドボルザーク[るんるん]ユモレスク第7番


パパねこが思うに、ドボルザークの曲は、ブラームスほどでないにしても、重厚でまじめな音楽だという気がします。
そんな中でちょっと異色な作品が《ユモレスク》ではないだろうか。
軽やかな気分の諧謔味のある器楽曲のことを≪ユモレスク≫というのですが、どうしてドボルザークはそんな曲を作ったのだろう。

スタインウェイ.jpg


ユモレスク第7番を聴いていると、
小さな子どもがピアノで奏でる曲というイメージが頭に浮かんでしまう。

→ミミがこの曲を弾いて、パパねこがコーヒーを飲みながらそれを聴いている、という姿は、まぎれもなく幸せな情景ですね。←

そんなに簡単な曲ではないと思うのだが、曲調があまりにも可愛らしいので、そんなイメージが勝手に浮かんできてしまうのだ。
明るいし、小さな作品だし、楽しげです。
ドボルザークのイメージからは大西洋をまたぐぐらい遠いところにある曲です。


ご存知の通り、ドボルザークはチェコに生まれた人です。
その才能を買われて、アメリカの音楽院に学院長に就任しました。
当時の〝新世界〟アメリカでの暮らしの中で、ドボルザークは多くの新曲を作りました。
が、その一方で、蒸気機関車のように強い望郷の念に駆られたのです。

夏休みに故郷に戻ったドボルザークは、あたたかな友人たちに迎えられ、別荘で過ごしました。
そして、心の底からホッとして、自分を取り戻すことができたのです。
そんなときに作曲されたのが《ユモレスク》です。


この話を知ったとき、「ふーん、なるほどなぁ」と5回ぐらい一人で頷いたことを今でも覚えています。


ドボルザークのユモレスクは全部で8曲あるのですが、7番が有名です。色んな楽器で演奏されています。
それだけ多くの人に好まれているということでしょう。



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モーツァルト♪ピアノソナタ第1番 [ピアノ曲]



モーツァルト[るんるん]ピアノソナタ第1番


モーツァルトは全部で18曲のピアノソナタを書きました。
その第1番というのが、なかなか安らげる曲なんです。

モーツァルト・肖像.jpgご存知のようにモーツァルトは神童の名を欲しいままにした人です。
その人の1番なんだから、幼い時に作曲したのだろうと思われる方もいるかもしれませんが、モーツァルトがピアノソナタ第1番を作ったのは19才頃のことです。
オペラ『にせの女庭師』を上演するために、モーツァルトはミュンヘンにいたのですが、そのおりに作られました。

とても軽やかで、それでいて変化に富んだ曲だと思います。
パパねこに言わせると、それがどうしてだかは分からないのですが、何だか古い音楽のような気がします。
ピアノでの演奏より、フォルテピアノかクラヴィアで弾かれているのを聴きたいと思うぐらいです。
そうしたどことない古めかしさが魅力であり、やすらぎを感じさせてくれるのではないでしょうか。


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ショパン ♪ 子守歌 [ピアノ曲]

ショパン ♪ 子守歌



ピアノの詩人・ショパン。
ちまたに流れている説では、ショパンは生涯に3人の女性に恋をしたと言われています。
3人が多いか、少ないかは意見の別れるところでしょうが、まあ言葉のあやとして「恋多き人生でした」と言う方がいいですよね、やっぱり。

ショパン.jpg


ピアノが弾けて、ハンサムで、病弱ときたらもてる要素満載です。
しかし結婚はしませんでした。
そして当然の帰結として、子どももいませんでした。
そんなショパンの作品に「子守歌」というのがあります。

ええ、子守歌。一般的な意味合いで言えば、赤ちゃんを寝かしつけるための歌ですね。
では、その赤ん坊とは? と考えたくなるのが人情です。
ショパンと親しかったオペラ歌手の子どものために書かれたという説もあります。

ここからはパパねこの考えなのですが、
ショパンの子守歌は全然子守歌ではないと、ええっと、不肖・パパねこは愚考します。
だって、眠たくならないで聴き入ってしまうのですから。
優しい感じがする穏やかな曲です。それでいて、高貴というか気高い曲だと思ってしまいます。どこまで行っても、ショパンの曲なんですよね。
事実、この曲は「変奏曲」というタイトルでした。
文字通り、14回もの変奏があるのです。
楽譜を出版するときに、アドバイスを受けて「子守歌」としたのです。
確かに全体の曲調は子守歌っぽいです。
だからと言って、一般的な意味合いでの「子守歌」からは遠く離れているような気がするのです。演奏だってそう簡単ではなさそうだし。


とは言うものの、聴いていれば穏やかな気持ちになれる名曲です。
眠ってしまうにはもったいないような気もします。


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モーツァルト ♪ ピアノソナタ第4番 [ピアノ曲]

モーツァルトのピアノソナタ 第4番

とてもゆったりとしたテンポで始まるソナタです。
それが、ふわっとした落ち着きとやすらぎを与えてくれます。


この曲はモーツァルトがミュンヘンに滞在したときに書かれた曲です。
どうしてミュンヘンにいたのかというと、オペラ「にせの女庭師」を上演するためでした。
そんなときでも、ピアノソナタを書いちゃうんだよね、モーツァルトって人は。

モーツァルト・肖像.jpg


曲全体は、モーツァルトだよね、と思ってしまうほどモーツァルトです。
とても愛らしく、優しさを感じさせてくれます。

大曲ではないけれど、そうだ、今日は4番のソナタを聴こう、ということにはならないけれど、
たまに聴くと、いいですね。
気軽にちょっと思い出して聴いてみると
「うん、やっぱいいいよね」というところでしょうか。

そんな感じのソナタです。



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エルガー♪愛のあいさつ [ピアノ曲]



エルガーが作曲した 愛のあいさつ
パパねこの大好きな曲です。
聴いていると、心が穏やかになり、やすらげます。
かわいらしい小品であり、あたたかみがある曲です。
純粋で、愛に満ち溢れ、それでいてイギリスらしい高貴さも漂ってきます。


エルガーはこの曲を愛する妻・キャロラインへの贈り物として捧げました。
もともとはピアノ曲なのですが、そのあまりにも美しい旋律のために、様々な楽器で演奏されます。
管弦楽バージョン、ヴァイオリンとピアノ、チェロとピアノ、フルートとピアノ…どんな組み合わせでも、美しい曲です。

set_heart1_ic_bl.jpg


パパねこのイメージに過ぎないのですが、こんなシーンを思い浮かべます。

上品な赤色のじゅうたんが敷き詰められた広いリビングがあり、その隅にピアノが置かれています。
もちろん、エルガーのピアノです。
朝の優しい陽光が、白いレースのカーテン越しにリビングに差し込んでいます。
二階の寝室で眠っていたキャロラインが起きました。
そして、らせん階段に現れます。
エルガーがピアノを弾き始めます。
キャロラインはゆっくりと、優雅にらせん階段を下りてきます。夫の演奏を聴きながら。初めて聴く曲にうっとりしながら。
エルガーは美しい妻の姿を見ながらピアノを演奏します。
妻も夫を見ています。
リビングに降りたキャロラインは、ピアノ越しに夫を見ています。
夫の演奏する曲が、空中で幾万もの音符となって、キャロラインの身体の中に、マシュマロのようにやわらかくなって吸い込まれていきます。
最後の一音が静かに部屋に響きます。
拍手はありません。残響が消えた時、エルガーは言います。
「おはよう」
妻も答えます。
「おはよう」



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ドビュッシー・アラベスク第1番 [ピアノ曲]



フランス印象派の巨匠・ドビュッシーの若き日の作品である[るんるん]アラベスク第1番

ドビュッシーは「アラベスク」を2曲作曲しています。
他の作曲家にも「アラベスク」と名のつく音楽を作った人がいます。
まあ、この時代にパリでアラベスクという模様が流行ったからなんですけど、
じゃあ、「アラベスク」というのは、どういう音楽かと言うと・・・

イスラム的なきれいな唐草模様のような音楽と言えばいいのでしょうか。
細く美しい模様が絡み合っていて、微妙な美しさを出していると言ってもいいのかもしれません。

うん、でも、こんな説明じゃわかりませんよね。
音楽をコトバにするって、そう簡単に出来ることではありません。



ドビュッシーのアラベスク第1番に限って言うと、
繊細でありながら、脆くはなく、流れるような美しい旋律が我々の心をとりこにします。
海が太陽の光を受けて[ぴかぴか(新しい)]キラキラ輝くような、そんな美しさを感じます。



thumbnailCAXC4IZN.jpgパパねこは、そうしたところにやすらぎを覚えるのです。
それは、はかなく、壊れてしまいそうな、それでいて決してくずれることのないやすらぎです。
みなさんはどうでしょう。


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リスト/愛の夢 第3番 [ピアノ曲]

今日、10月22日はフランツ・リストの生まれた日です[ぴかぴか(新しい)]
ちょうど200年前のことです。
つまり、今年はリスト生誕200年の記念イヤーです。

スタインウェイ.jpg

リストは天才ピアニスト、ピアノのヴィルトーゾとして、ヨーロッパ中にその名をとどろかせました。
しかし、ある時期から作曲に力を入れるようになり、数多くの名曲を世に残しました。
その中でももっとも有名なものの一つは、 愛の夢 第3番 でしょう。

もともとこの曲は、歌曲でした。そして後年、リストが自らの手でピアノ独奏用に編曲したのです。
優しく、透明で、どこまでも美しい旋律に忘我の境地に運ばれます。
現世と隔絶された世界で、束の間、パパねこはやすらぎを与えられます。
ロマンチックで、気高く、親しみがあり、温かみを感じる愛の夢は、やすらぎの一曲であると言えるでしょう。



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