モーツァルトのなんと私は不幸なことか KV147 [声楽曲]




短い歌曲です。
タイトルからも分かるように、ちょっと暗めの曲調になっています。
そうはいっても、中島みゆき みたいな暗さではないですよ。


内容としては、恋するも者の苦しい心のうちを歌ったものです。
モーツァルトが16歳のときの作品なので、自分と重なる心境があったのかもしれません。

まあこう言っても恐らく間違いはないでしょうが、誰もが恋をするものです。
そして、恋をすれば、そこには間違いなく辛さ、悲しさ、辛さ、情けなさといった負の感情がつきまとうものです。
特に10代の恋はそういう傾向にありますよね。
幸福と不幸の振幅の幅がかなり大きいですよね。

思春期の恋の不幸は、もちろん恋でなくても、成長過程として必要なものです。
いやいや、ご本人はともかく、離れてみていると、その「不幸」さえ幸福ではないのでしょうか。

モーツァルトの「なんと私は不幸なことか」はしんみりと心に染みわたります。
でも、決して、人の心を暗く落ち込ませる曲ではありません。

それに、1分少々の短い曲です。
不幸と言うのは、長く続かないものだと思いたいです。

モーツァルト・肖像.jpg


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