モーツァルトのなんと私は不幸なことか KV147 [声楽曲]
短い歌曲です。
タイトルからも分かるように、ちょっと暗めの曲調になっています。
そうはいっても、中島みゆき みたいな暗さではないですよ。
内容としては、恋するも者の苦しい心のうちを歌ったものです。
モーツァルトが16歳のときの作品なので、自分と重なる心境があったのかもしれません。
まあこう言っても恐らく間違いはないでしょうが、誰もが恋をするものです。
そして、恋をすれば、そこには間違いなく辛さ、悲しさ、辛さ、情けなさといった負の感情がつきまとうものです。
特に10代の恋はそういう傾向にありますよね。
幸福と不幸の振幅の幅がかなり大きいですよね。
思春期の恋の不幸は、もちろん恋でなくても、成長過程として必要なものです。
いやいや、ご本人はともかく、離れてみていると、その「不幸」さえ幸福ではないのでしょうか。
モーツァルトの「なんと私は不幸なことか」はしんみりと心に染みわたります。
でも、決して、人の心を暗く落ち込ませる曲ではありません。
それに、1分少々の短い曲です。
不幸と言うのは、長く続かないものだと思いたいです。
パパねこのおいしいコーヒーがのみたい もよろしくね
http://oishii-coffee.blog.so-net.ne.jp/
クリックして応援してね!
2012-04-05 06:00
nice!(2)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0