ノルウェイでの文学と音楽の融合 [管弦楽曲]

グリーグはノルウェイの作曲家です。
みなさんはノルウェイという国について何を思い出しますか。


パパねこは、なんといっても、サーモンですね。ノルウェイサーモン。脂がたっぷりのっていて、おいしいです。
それから、フィヨルド。それから……村上春樹の『ノルウェイの森』。でも、この小説はノルウェイとは直接関係ないですよね。おっと、忘れちゃいけないのが、イプセン
「人形の家」など多数の社会派の戯曲を書いた大作家です。
そのイプセンの戯曲の一つに、『ペール・ギュント』があります。そう、グリーグの組曲にも同名のがありますよね。


大作家のイプセンですが、『ペール・ギュント』に関しては、発表当初はものすごおぉぉぉく評判が悪かったのです。戯曲なんだから、お芝居になって上演されるはずなんだけど、初演されるまでに、10年近い歳月がかかりました。
イプセンは、『ペール・ギュント』の初演にあたっては、効果的な劇音楽の必要性を感じました。何としても成功させたかったのでしょう。その力を音楽に求めたのです。
そして、当時売出し中の青年作曲家のグリーグに作曲を依頼したのでした。


グリーグは素晴らしい音楽を作曲し、『ペール・ギュント』の初演は大成功をおさめ、ロングランとなったのです。
後に、グリーグはその時の音楽の中から四曲を選び組曲としたのです。コンサートでよく聴かれる『ペール・ギュント組曲』というやつですね。


第一組曲の第一曲目が「朝」です。
フルートの響きがとてもすがすがしい感じがします。
優しく、朝日が昇っていくような印象を受けます。
その太陽は、大自然の中を昇っていく太陽です。


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そうですね、パパねこのお勧めは、

やはり朝の光の中で聴きたいですね。 朝の陽光を受けた庭の緑の芝生を眺めつつ、 コーヒーを飲みながら聴く

というのがいいですね。




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